エジプト旅行記

更新日:2006/01/17 21:48

最初にWordで書き出したら、12ページにもなっちゃうわ、ファイルサイズが20Mをこえるわで、このままじゃいけないっと思い立ち、htmlに書き直してみました。このページはしばらく置いとくことにします。

オリジナルにほとんど手を加えない方向ですが、ページの記述とか指している写真への参照なんかはあまり変にならない程度に加筆修正してます。

質問、感想、ご意見、お世辞などありましたら、こちらまでお気軽にどうぞ。

また、もとのページに戻りたい場合は、ブラウザバックでお願いします。

まあく@ベルギー


2005年12月24日(土)

ピピピ ピッ ピピピ ピッ ピピピ ピッ・・・・

目覚まし時計の音に反応して目が覚める。
時刻はまだ朝の5時。
昨夜、オフィスの忘年会と称して12時近くまで飲んでいたことを思えば、こんな時間に起きるのは苦痛ですよ。はい。
今日から4日間、バカンスでカイロに向かうため、普段ならありえないこんな時刻に起きだした訳です。
5時40分、戸締りを確認して出発。

空港までは車で10分程度。集合時刻の6時には何とか間に合うだろう。
朝の高速道路はガラガラでした。

今回は急に話を決めたこともあって、自分であれこれアレンジせずにいわゆるパック旅行に申し込みました。
いろいろ心配しなくてもエアチケットも宿もちゃんと取れています。
はっきり言ってラクだし、いろいろ考える時間もなかったので(と言うよりメンドくさかったと言うのは秘密)、いままでならあまり使うことのなかったパック旅行をあっさり決めました。
あとで聞いた話ですが、アフリカ大陸への旅行はパックを使った方がラクだし安全とのことです。

ところで、なんで行き先がカイロになったのか。遡るといろいろあります。
ひとつには年末の休暇が取れると言う話になったこと(その前の年は大晦日まで働いてました)、
話が決まった段階で日本行きのチケットを取ればもしかしたら間に合ったかも知れないのですがそれをしなかったこと(単に放置したとも言う)、
もともと年末にワイフが来る予定だったのが仕事の都合で来られなくなったこと、
そのために積み立てておいたキャッシュが僅かですが余ったこと、
比較的安いパック旅行に空きがひとり分だけあったこと、
まあくが『とりあえずどこかに行ければ良いや』と言う安直な性格だったことなどなど。
並べてみれば、わかりやすい図式ですね。
カイロ行きのパックに空きがあったことは知り合いの旅行代理店の方が教えてくれました。Mさんありがとうございました。
そんな訳で、今日この日、クリスマスイブに出発と相成った訳です。

さて。空港についてみると、今回の添乗員を勤めてくださるNさんと、他に若いご夫婦が一組、先に来てました。
パック旅行と言っても、日本から海外に行くものとはちょっと違っていて、目的地空港のゲートまでは各自勝手に移動し、そこで集合すると言う段取りなのです。
基本的に欧州に駐在する日本人が相手の旅行なので、出発地からベタベタくっついていく必要があまりないらしい。
なるほど。そう言われてみればリーズナブルだなぁ。
なので、そこで必要なことを聞いたあとはさっさとチェックインしてパスポートコントロールに移動しました。
この空港も何度となく乗り降りしてますので、あまり迷うこともありません。
いやはや、慣れってすごいですねぇ。(笑)

今回の旅程はブラッセル→チューリッヒ空港トランジット→カイロとなってまして、途中で乗り換えがあります。
実はブラッセル出発組だけでなくオランダのアムステルダムから参加する方もいました。
彼らとはチューリッヒで事実上合流してカイロに向かうことになります。ちなみにチューリッヒはスイスにあります。
この時点で合計26名の団体さんになってました。(笑)

カイロ国際空港に着陸する頃、窓の外を見て驚きました。
当たり前ですが、一面の砂漠
以前にグーグルアースと言う地図ソフトでこの辺を見たことがあって、確かに一面砂漠色だなーと思っていたのです。
しかしこれを実際に見る衝撃と言うのはすごかった。
単なる情報と実際に自分の目で見ることの違いを実感した瞬間でした。
ツアーはほとんどがファミリーで参加していて、子供たちも何人かいましたが、彼らも相当の衝撃を受けたことでしょう。

カイロ空港到着後、パスポートコントロールに入る前にパスポートにビザ(切手みたいな感じ)を貼り付けてもらいました。
切手シートみたいなものから一枚ずつちぎっては舐めて貼り付ける。
ちょっと、あれれ〜みたいな感じですが、26人分のビザを舐めて貼り付けるのって大変じゃないですか?
と言うか、この人は多分毎日こうして貼り付けているんだろうなぁと思ったのですが、切手シートもそうですけどあれって決して身体に良いものじゃないですよね。
糊みたいなものであることは間違いないけど、ただのでん粉じゃないだろうし。
いやまあ
余計なお世話なんですけどね・・・

ともあれ、その後パスポートコントロールを抜けて外につながる通路を歩いたのですが・・・なんと言うかすごい。
ボキャ貧ぶりをさらけ出すようですが、いかにもイスラムーって言う感じの服を着た人・人・人・・・・
ちょっとした迫力がありました。

多分、誰かを迎えに来てるだけで、多分に日常的なシーンなんだろうとは思うものの、今までの経験で見てきたいろいろな空港の一幕とは明らかに雰囲気が違ってました。
世界は広いんだねぇ・・・しみじみ。

できれば、ここの写真を紹介したかったのですが、エジプトは空港内外で写真を撮ることが法律で禁止されているんだそうです。
空港だけでなく、バスターミナル、橋も撮影禁止。
軍事色が強いなぁと思いました。

その後、ツアー専用バスに乗って、一路カイロ市内のホテルへ。
今回我々が宿泊するのはラムセスヒルトンホテル(★5個)。
何気にすごいトコ泊まるような気が・・・あとで知ったのですが、カイロ市内といえども団体さんが安心して宿泊できるのはやはりこういうところになっちゃうみたいです。
市内にはもっと安い宿とかあるらしいんですが、衛生面とか交通の面なんかを考えると、安宿に泊まるのは結構リスキーらしい。もちろん単独行でリスクを承知して行く分には構わないんでしょうけどね。

交通面と言えば、ここに来て驚いたのが信号が異常に少ないこと。
と言うよりほとんどないですね。たまに見かけることはあるのですが、ほとんどの車がそれを守っていません。
で、どうするかと言うと、気合です。(笑)

相当に強気の運転で、クラクションを鳴らしながら突っ込んでいきます。
俺が通るんだからお前らどけーみたいな。
これが街のあちこちで繰り広げられています。
なので、昼間も夜もクラクションの音がやむことがありません。
これにはちょっと肝を冷やしました。

じゃあ、歩行者はどうやって道を渡っているかと言うと、車が突っ込んでくる中、実に要領良くスイスイスイーっと歩いていくのですね。
あとで現地のガイドの方に聞いたところでは、これができて初めて現地人レベルになれるとか。
不慣れな観光者はあまりトライしない方がよさそうです。
と言うのは、車優先の原則なんですよ。歩行者優先じゃありません。
ちょっとボーっとしてたら間違いなく跳ねられて即死でしょう。
この街で生きていくのは結構大変みたいです。
そんな印象を受けました。

ちなみにそんな交通事情ですから、ちょっと接触すると言った程度の交通事故は日常茶飯事です。
実際、ツアー中にその現場を目撃してしまいました。
このときは車対車でしたが、多少へこんだくらいでは警察を呼んで現場検証なんてしません。
放置です。
あまりにひどい場合はドライバー同士で取っ組み合いのけんかになることもあるらしいですが、ほとんどはちょっと睨んでそれでおしまい。
車対人の場合も少なからずあるようですが、ダメージが少なくなるようにかわしているらしく、多少接触してもそのままです。
ぶつけた方もぶつけられた方も何事もなかったかのように流しているそうです。
コワイ・・・怖すぎます、カイロ。
日本人が軟弱だとは言いませんが、軟弱なまあくにはここでの生活はできそうもありません・・・



さて、だいぶ話がそれました。
ホテルに到着したあと、チェックイン・・・してないのになぜかキーが配られたあたりは・・・むぅ、さすがパック旅行。
この日は荷物を入れた後、少し休憩してから『ピラミッド、音と光のショー』を鑑賞しに行きました。
時間的には夜6時頃でしょうか。

既に日没後で、あたりは真っ暗。そんな中、ピラミッドに関わる歴史をちょっとした寸劇仕立てで紹介するものでした。
なかなか面白い。と言うのも、会場がギザ大地と言うところで、クフ王のピラミッドのすぐ手前なんですよ。
他に3個、合計4個のピラミッドと実物のスフィンクスが実に効果的にライティングされてました。ナレーションと効果音とともに。

そう、本物使って寸劇やってるんです。
考えてみればすごいですよね。学芸会とは違うようです(当たり前だ)。
ただ今回はナレーションがすべて英語だったので、なかなか全部を理解するには至りませんでしたが・・・

このときに少し写真を撮ったのですが、ほとんど写っていませんでした。
むぅ。高感度センサカメラが必要だったかとちょっと反省。
ビデオ撮影に35エジプシャンポンド(約6ユーロ:840円)も払ったのは失敗でした。くそー。

とりあえず前座で演奏してた楽隊の写真と、僅かですがスフィンクスが写っている写真でお茶を濁しておきます。

 

 

あと。これは参考までに上映時間と言語の表です。
もしカイロを単独で訪れる方がいましたら、参考にしてください。


ホテルのロビーに戻ってきたのは8時半ころでした。
とりあえず、渡されたパンフレットに書かれている通り、飲用水を確保しました。
1.5リットルのボトル2本で6エジプシャンポンド(約1ユーロ:140円くらい)。
まずまず安いと言えるでしょう。

晩飯は同じホテルのショッピングモールにあるイタリアンレストランでとりました。
味は本場イタリアに負けないものでスパゲッティがうまかった。
しかしながらアルコールは一切置いてないとのことで、これはちょっと残念でしたね。
この国では、みなさんご存知の通りアルコールを摂取しません。なので、こういうお店も珍しくないようです。
ノンアルコールビール(なんちゃってビールと命名)を飲みながら、スパゲッティをおいしく頂きました。

ところで、これはいわゆるスパゲッティカルボナーラですが、メニューを見ると、22.5エジプシャンポンドとなってます。
ざっくり計算すると3.5ユーロ。安すぎます。
こちらは物価が安いんですねぇ。

(以下、エジプシャンポンドを単にポンドと書きます)


その後、部屋に戻ってから、改めてパンフレットを眺めてみました

■置き引き、スリ、引ったくりにご注意ください。

■エジプトでは、生水を口に含むことは避けてください。(中略)飲み物も氷抜きで、(中略)うがいもミネラルウォータのご利用をお勧めします。

この辺はまあわかります。

 

■外出の際、持ち物を床に置くことは非常に危険ですので、十分お気をつけください。

( ̄□ ̄;

おひゃぁ(意味不明)、とりあえずバッグは肌身離さず持っていることにしよう・・・

などと、(おそらくは)意味もなく驚愕しつつ、第一夜は更けていくのでした。

と言うか、初日で既にかなりの量じゃないデスカ。誰が読むんだこれ?

 

 


2005年12月25日(日)

7時に起きて最初にやったことは、窓外の景色をカメラに収めることでした。ナイル川です。
ちなみに、ナイル川の川幅はこんなものではなく、向こう岸に見えるのは中州らしいです。
とにかくでかい。

 

さてこの日は8時にホテルを出発、ダハシュール、サッカーラ、メンフィスを見学しました。
と言っても何のことかわかりませんよね。
いずれも地名で、それぞれの場所にいろいろなピラミッドや石像があります。

訪問した順番に書くと、ダハシュール→メンフィス→サッカーラなんですが、紹介の都合で順番を変えてあります。

サッカーラ:階段ピラミッド

上の写真の通りです。ホントに階段状です。
これについて何か説明を聞いたと思うのですが、メモし忘れてます。すんません。

ダハシュール:赤ピラミッド

 

ダハシュール:屈折ピラミッド

屈折ピラミッドはそこに眠っている王様の要望でこんな形になったそうですよ。
よく見ると屈折具合が微妙に違っています
こちらは中に入れる訳でもなく、さーっと見ただけでしたが、写真上側の赤ピラミッドは中を見学できました。

このピラミッド、なぜ赤ピラミッドなのか。


実際に近くに寄ってみてもあまり赤いと言うイメージはありません。
中に入って、天井とか壁を見てようやくレンガっぽい赤さ加減があるなぁと思った程度です。
事前にガイドさんが良く見といてねーと言ってくれなければ見落としてましたね。

ところでこの赤ピラミッド、中を見学するのは良いのですが、筋肉痛になります。
今回参加してた方、多分ひとりの例外もなく筋肉痛になったと思います。
入り口はこんな感じ(下の写真)のところにありまして、結構な高さまで登ります。
景色も良いし、彼方にはサッカーラの階段ピラミッドも見えました。

そこから、角度にして26度くらいでしょうか。
下に向かって狭い通路を歩くんですよ。
ただ通路と言っても、1メートル四方くらいしかなくて、非常に不自由なカッコで降りていくしかありません。

普段使わない筋肉が悲鳴を上げているのが良くわかります。

高々40〜50メートルの距離を降りて登っただけで、ヘロヘロになってしまいました。

翌日以降、階段を上り下りする度に不自然な動きをする姿があちこちに見えたのはこの筋肉痛が原因です。


決して、ツタンカーメンの呪いとかじゃありません。


と言うより、このツアーの風物詩なのかも知れませんね。(笑)
そういえば、添乗員のNさんは中までついてこなかったような・・・むぅ。

ちなみに、26度と言う角度は北極星の位置らしいですね。
玄室下側から覗くと、ちょうど北極星が見える位置取りになっているそうです。

メンフィス遺跡:ラムセス2世の巨像

ラムセス2世の石像です。

・・・なんか、『ま゛』とか言って起き上がってきそうですが・・・でもって小林少年がコントローラを持って・・・気のせいですかそうですか。

いや、ここで多少なりとも自由時間があったので、これ見ながら『飛べっ ジャイアントロボッ!』なんてなことを考えていたのはもちろん秘密です。ええ秘密ですとも。(爆)

 

ところで、閑話休題的に街のありふれた景色などを一枚・・・

なんと言いますか、カイロ市内からちょっと郊外に出ますと、こんな感じの景色が日常的に見られます。
カイロ市内とはまた違った趣で、ちょっと和みます。

クラクションは相変わらず鳴りっぱなしですが(笑)

 

お昼ごはんはあらかじめ予約してあったらしいレストラン、と言ってもこんな感じのところでとりました。
写真左側です。いかにもな雰囲気満載で良い感じでした。

 


ちなみに、写真右側、何だと思います?

これ、モロヘイヤスープなんですよ。
本物はもちろん今回が初めてのトライでした。
日本でもモロヘイヤ100%ジュースとか売ってますよね。
実はそんな感じなのではないかと期待していたのですが、かなり違ってました。
繊維質満載と言えば想像しやすいでしょうか。

かなりドロッとした感じで、味付けはどちらかと言えば薄め。
個人的な好みとしてはちょっとイマイチでしたが、飲めないことはない。そんな感じでした。
もう少し濃いめの味付けだったらいけるかも。

ちなみにこのモロヘイヤスープ、作り置きができないんだそうです。
作ってしばらく放っておくとドロドロ成分がなくなるとか何とか・・・要はトロトロになってしまうらしいです。
ドロドロな部分を味わうのがミソらしいですね。

 

その後、ギザ大地に向かいました。
途中、バスの中から撮った写真を一枚。結構な交通量です。

 

ギザは、そう、初日の夜に光と音のショーを見たところです。
昨夜訪れたときはもちろん真っ暗でよくわからなかったのですが、昼間訪れてみてその大きさが良くわかりました。
と言うか、これ使って寸劇やってたのか・・・

 

写真にしてしまうと、実感がわかないかも知れませんがクフ王のピラミッドは桁違いにデカイ
なんと言うかムダにでかい
手前に写っているバスとの対比で多少は大きさがわかるでしょうか。

また、この写真ではよくわかりませんが、頂上の部分に避雷針のようなものがあります。
これはもともとの高さを示しているそうです。ちなみに地上160メートルほど。

 

この写真はカフラー王のピラミッドです。
上の方に白っぽい部分があるのがわかると思います。
これは化粧石とのことで、もともとはピラミッド全体がこれで覆われていたらしいです。
他のピラミッドも同じだとか。
メモしてたつもりだったんですが、うーん、残ってませんね。
確かモスク建築のためにほとんど持ってちゃったらしいですよ。
情報として怪しいので正確に知りたい方はネットで検索してみてください。

 

ピラミッド全景とスフィンクス。
この写真ではスフィンクスの目線の先に鳥が飛んでますが、実はこの視線の先、カイロ市内を向いてまして、正確に測定するとその先にはケンタッキーフライドチキンがあるらしいです。
昔、トリビアでやってたそうです。94へぇ。へぇーーーー。

 

 

お約束でラクダに乗ってきました。(笑)

ラクダだけに乗るのはラクダ・・・(ブリザード)。

えー。みなさんがものすごい勢いで遠ざかっていくのがわかります。

おーい、戻っておいでー。

 

ともあれ、でかい。(砂漠だけど)土地が余ってるだけのことはあります。
世界最大の名前は伊達じゃありません。
百聞は一見にしかず
ぜひご自分の目で見ることをオススメします。

 

 


2005年12月26日(月)

ツアー3日目。この日も盛りだくさんのスケジュールでした。
と言うか、ここまででオリジナルのWord文書で7枚も書いていることに気付いて冷や汗流してるまあくです。
ともあれ順番に紹介していきましょう。少し駆け足風味で

モハメッドアリモスク:

 

モスクです。えー。すみません。いろいろ話を聞いたのですが、メモが残ってません。
まあこれらを建設するためにピラミッドの化粧石を引っぺがしてきたと言うことはわかりました。(爆)

実際に中も見学してきましたが、うまい言葉が見当たりません。
月並みに神秘的だったとだけ書いておきます。
ある決まった一日は、観光客などが一切締め出され、ご当地の方たちがここでお祈りをするそうです。
自分自身は宗教を持ってないので、そのような感覚に違和感を覚えました。世界は広い。


ハーン・エル・ハリーリ・バザール:

 

いわゆるマーケットです。
いまはもうないようですが昔の秋葉原のジャンク街を髣髴(ほうふつ)とさせる街並みでした。

このマーケット、まあいろいろと売ってます。
Tシャツやサリール等の衣類、水タバコのパイプ、宝石類、置物などなど。
値段ははっきり言って安いのですが、それをさらに値切るのがポイントらしいです。
そこで、私まあくも値切りに挑戦してみました。
スフィンクスの置物(笑)が25ポンドと言われたのを英語、日本語織り交ぜて交渉した結果、10ポンドまで下がりました。

ワイフが一緒に来ていたら、多分一日ここにいそうで怖い(爆)。

彼らは結構、日本語をしゃべってくれます。
と言うか、日本人相手に商売すればお金になるのでしょうね。
ちょっと複雑なものがありますが、これも商売なんでしょう。

ピラミッドの絵が入った扇子を30ポンドと言われましたが、15ポンドまで負けさせました。(鬼)

と言っても、これでもまだ儲けがあるんだろうなー。
ちなみにこんなものです。結構デキは良いですよ。

 

ところで、下の写真はいわゆるこちらの普通のコーヒーです。
カップの下半分はドロッとした沈殿物が溜まっていて、上澄みの部分を飲みます。
味は・・・うーん。ちょっと形容しがたいものがありますが、慣れれば病み付きになるかも。
そんな印象を受けました。
なかなか一度ではそこまでの領域に達することができないせいか、やはり観光客向けにはインスタントコーヒーを出す場合が多いそうです。

 

 

お昼ごはんはナイル川の中洲にあるレストランで取りました。左下の写真。

 

ケバブってご存知でしょうか? 有名な料理らしいですよ。右上の写真です。

これ個人的にとても気に入りました。次回訪れるときもぜひ食べたいと思います。

料理の詳細についてはググればたくさんヒットしますので割愛します。

下の写真はミルクプディング。確かにおいしいんですが、まあくには少々甘すぎる感じです。
と言うか、こちらに来てからと言うもの食べすぎの感もあって、これは半分ほどでやめときました。

 

イベントも終盤です。

考古学博物館:

夕方近くになってから入ったのですが、ものすごい人・人・人・・・みんな観光客です。
よく聞いてみると、英語、フランス語、日本語などなどが飛び交ってました。
入り口はこんな感じ(左側の写真)。ちなみに夜になるとこんな感じ(右側の写真)のようになります。
ちょっと神秘的じゃないですか?

 

ところで、この中には実物のミイラが保管されています。

補完じゃありません

間違っても『ミイラ補完計画』なんて考えちゃいけません。

本気で呪われます。

 

これを見るためにはさらに70ポンド払う必要があるのですが、それに見合うだけのものはあったと思います。
残念ながら、この中も撮影禁止になっていたので写真はありません。

この他にもパピルス(紙)のお店とか、香水のお店などを巡ったのですが、省略してしまいました。
共通して言えるのは、みなさん日本語がとてもうまいと言うこと。
さっきも少し書きましたが、エジプトと言う国は観光収入が多分大きなウェイトを占めているのでしょうね。
なので、日本語や英語を話せると言うのは、ある意味そのまま収入につながるのだろうと思いました。

 

最後はナイル川ディナークルーズ
船に乗り込んで楽しい食事とショーを楽しむと言う趣向です。
3時間くらいでしょうか。ナイル川をゆっくりと3往復くらいする間に、実に
怪しいショー(笑)を楽しめました。

このとき、メインに持っていったデジカメのバッテリが終わってしまい、携帯のカメラで撮影したものしかありません。
これはミスでしたね。
このショーのすごさを伝えるには不十分かも知れませんが、とりあえず写真を載せておきます。

 

 

 


2005年12月27日(火)

この日は午前中が自由時間だったので、のんびりさせてもらいました。
ヒルトンホテルのショッピングモールを散策してみましたが、ちょっと驚いたのが朝11時過ぎるまでほとんどのお店がクローズのままなんですよ。
夜が遅い分、始まりも遅いみたいです。
私の生活習慣にはピッタリなんですけどねぇ(笑)。

さて。お昼過ぎになってからチェックアウト、専用バスでカイロ空港に向かい、そこからブラッセルへと帰ってきました。
帰路もまあ書き出せばいろいろとネタはあるのですが省略します。
また別の機会に書くことにしましょう。
他にもその場その場で思ったことがたくさんありましたが、それもまた別の機会に書きたいと思います。
番外編みたいな感じで。

今回、かなり駆け足でカイロを見てきましたが、一言で感想を言うならば、いやはや、でしょうか。

いろいろな偶然や要因が重なってここに来た訳ですが、今回の旅行は自分にとって大きな収穫になりました。

はっきり言ってアタリだと思います、このパック旅行。もう一度来たいですね。

ただ、日本から来るとなると、どうしても高くつきそうなので、ベルギーにいる間に来ることになるのかな。

Nさんの話によると、来るならば夏以外であること、もっと南に行けばアブシンベル宮殿などさらにスケールの大きなものが見られることなどがポイントになりそうです。
ちなみにアブシンベルへは専用の飛行機とバスを乗り継ぐ関係で、個人の旅行は大変らしい。
こうなるとやはりパック旅行がお手軽かも知れません。

ところで、この旅行記は自分が感じたことをそのまま書き出したので、ちょっと読みにくいものになってしまったかも知れません。
もう少しポイント絞って書けば良いとか、いろいろとご不満はあるかも知れませんが、何分素人の戯言ですので、ご容赦いただきたいと思います。

ここまで読んでくださった方へ御礼申し上げます。ありがとうございました。

シュクラン(ありがとう)、マッサラーマ(さようなら)!!

 

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